大阪万博 オーストリア パビリオン

木造建築、環境建築の先進国としてのオーストリアをアピールするパビリオン。デザインコンセプトは、ウィーンの中心にある英雄広場で7年間使われてきた国会議事堂の仮設パビリオンを解体し、その木造のモジュールを大阪万博で再利用すること。モジュール式の木造システムを使用することで、迅速かつタイムリーな組み立てと解体が可能になり、万博終了後も第3のライフサイクルとして別の場所で再利用が可能。

また、大阪からほど近い京都では現在、古い家屋から出る廃材が毎日約8〜10トン解体されており、これらの古材をリサイクルして、オーストリア館のファサード材料として再利用することで、輸送ルートの短縮によるCO2排出量の削減と、サーキュラーエコノミーを考慮に入れたオーストリアと日本の架け橋となるパビリオンになることを目指しました。
オーストリアや北海道に生殖する成長速度の速いホップによってファサードを緑化して、快適な微気候を提案しています。

 

Status
設計コンペ, 2022

Program
EXPO Pavilion

Floor area
1000m²

Location
Osaka, Japan

Client
WKO

Assignement
Architecture

Landscape planning
SIMMA ZIMMERMANN LandschaftsarchitektInnen

S.E.A. Team
Edoardo Barbato, Birte Böer, Laura Calbucura, Danizet Khuako, Matthias Kraßnitzer, Alexander Seitlinger

Visualisation
Bokeh Design