Building to educate

よく引用されるスウェーデンのことわざに、次のような言葉があります。

「子どもには三人の教師がいる。第一の教師はほかの子どもたち、第二の教師は先生、そして第三の教師は空間である。」

子どもたちは、学ぶことが楽しいと感じられる環境で最もよく学びます。そのため、学校建築に求められる役割はますます重要になっています。教育理念の進化や新たな教育手法の導入は、学校の日常を変化させるだけでなく、この建築分野に求められる機能的・美的な質にも大きな影響を与えています。

教室や共用空間は、屋内外を問わず、より柔軟で多機能なものへと変化しています。そこには、個別学習のための静かな居場所や集中して取り組むためのゾーンだけでなく、学年を超えた交流や自主的なグループ活動を促す開放的な学習環境も含まれています。

本書で紹介する最新の学校プロジェクトは、現代の教育理念がどのように建築へと翻訳され、多様で魅力的な空間として実現されているかを示しています。それぞれの事例は、教育と建築の新たな可能性を描き出しています。

ISBN 978-3-03768-238-8

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